【祈り絵】

(いのりえ)

 

地上で生きる誰もが心も身体も健やかに、自分らしく心地よく、ひとりひとりが平和で幸せでありますように…との願いが込められています。

 

ご縁あって、恵光の身近にあった延命十句観音経と龍神祝詞。

龍神祝詞はいつ?誰が?作者不明と言われており、観音経を短縮された延命十句観音経は積尸気なものではないとも言われています。

ですが、どちらも昔から庶民が親しみ唱える身近な存在でした。

 

高度な医療がまだ無い時代に、延命十句観音経を唱えて病が治った、龍神祝詞を唱え奇跡が起きたという云い伝えがあるように、庶民の味方、命が永らえると心の癒し支えだったことがうかがえます。 

◆作品作り

 

まずまっさらなキャンバスに祝詞や自身から沸き上る思いのメッセージを書き上げるところから始まります。その上に、目に見えないが見護りくださる大きな愛のエネルギーにひたすら委ねるように勢いに任せ絵具を載せていきます。

ただ、祈りを込めながら…

 

恵光がたどり着いた、描きたかった癒しと光の和の世界がそこにあります。

 

 

~参考写真~

 キャンバスの下地に書いた祝詞

 

 


◆透かし祝詞

 

作品をよくご覧いただくと、キャンバス下地に書いた祝詞の文字が透けて見える箇所があります。


◆光で変化する

 

恵光の絵の特徴は、偏光する絵具を使用していることです。

光の当たり方によって色が変わります。

観る角度を変えることでその光の変化をお楽しみいただけます。